CDV2001
インド長綿を使用し、優れた紡績織布技術にて高密度かつ綺麗な綾目で織り上げた シャンブレーの商品です。
品番 | CDV2001 |
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分類 | 布帛 |
組織 | ツイル/綾織 |
COMPOSITION | |
生地巾 | |
目付 | |
生地特徴 | ドライタッチ |
サスティナビリティ | |
生地ブランド | TWISTECH COTTON |
興和が長年培ってきた綿紡績の技術と、国内外の確かな生産背景との連携をベースに、撚糸技術を軸とした“コットン素材のイノベーショ ン”を実現すること──それがTWISTECH COTTON Div.の目的だ。
現在、海外アパレルブランドの間では「強撚糸」に対して、技術力の高い日本の“十八番”というイメージが広く浸透しつつある。事実、強撚糸は紡績、織布、染色加工のすべての工程において非常に難易度が高く、多くの特殊なノウハウを必要とする。私たち興和が改めて撚糸技術に着目する理由も、実はそこにあるのだ。綿布問屋を祖業とし、現在に至るまでコットンをはじめとする天然繊維を中心にものづくりを行ってきた私たちの強みを活かせば、強撚糸に象徴されるコットン素材の可能性をもっと広げることができるはず。そんな思いからこのTWISTECH COTTON Div.のブランディングはスタートした。
強撚糸を用いた生地の最たる特徴は、毛羽立ちが少なく、シャリ感とコシがあり、ドライタッチであること。つまり、まるで番手の高いウールのような、コットンらしからぬ肌触りを実現できるところにある。その特性を生かし、これまでも興和では、春夏のレディス向けに清涼感のある薄手の高級素材を開発してきた。では、そのノウハウをメンズのアイテムにも活かせないだろうか、と考えてみる。あるいは、特有のナチュラルなストレッチ性をこれまで以上に活かす手段はないだろうか、と。私たちなら、社内にいる専門の技術者からのアドバイスや、共に歩み続けてきた国内外の生産工場との連携によって、薄手の生地のみならず太番手から中番手の糸を使用した、アウターやボトムスにも使用できる肉感の生地を生み出すことも可能だ。
さらに、甘撚りの糸を用いた生地においては、カシミアさながらの風合いを出すこともできる。ならば、そうした生地を使って秋冬の上質なコットンアイテムも生み出せるだろう。このように、綿糸の“撚り”にこだわるTWISTECH COTTON Div.では、強撚のクォリティを極める一方で、甘拠りの可能性も積極的に追求。コットン素材の常識を変え、その価値を高めるさまざまな試みを実践する。しかも、製造工程が難しければ難しいほど、興和の強みである“開発力”が発揮できるのだ。